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華麗なるギャツビー(2013) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 華麗なるギャツビー(2013)
製作国米,豪
上映時間142分
劇場公開日 2013-06-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
原作は「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる作家フィッツ・ジェラルドの『The Great Gatsby』で、20世紀アメリカ文学の最高峰といわれている。
舞台は1922年アメリカ。空前の好景気に湧いていたが、華やかさの中に退廃的な空気が共存している時代。
小説を読むと、衰廃していこうとしている西部と、成長目まぐるしい東部とのコントラストがはっきりと描かれているが、映画ではその説明がないのでやや分かりにくいかも知れない。
ディカプリオが演じる主人公ギャッツビーはどこか秘密めいていて、トビー・マグワイア演じるニックはギャッツビーに興味を抱いていく。見ている側もニック目線になると思う。中盤以降、彼の正体が明らかになると、ラストまで一気に物語が進むという、ちょっとしたミステリー仕立てになっている。

華やかだけどどこか影があるギャッツビーという人物は、ご多分に漏れずレオナルド・ディカプリオのはまり役で、トビー・マグワイアの味のある淡々とした演技がさらにそれを引き立てている。

この作品が文学たるゆえんは、小説の冒頭に書かれている一文に集約されていると思う。
『まだ大人になりきれなかった私が父に言われて、ずっと心の中で思い返していることがある。「人のことをあれこれ言いたくなったら、ちょっと考えてみるがいい。この世の中、みんながみんな恵まれてるわけじゃなかろう」』(『グレート・ギャッツビー』(小川高義訳))
めたもんさん [インターネット(字幕)] 8点(2021-10-23 11:20:28)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 6.27点
作品の点数分布
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212.08%
324.17%
436.25%
5714.58%
61633.33%
7816.67%
8714.58%
924.17%
1024.17%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 56.13
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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