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きみがぼくを見つけた日 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 きみがぼくを見つけた日
製作国
上映時間107分
劇場公開日 2009-10-24
ジャンルドラマ,SF,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 (すみません、思いっきりネタバレです。未見の方はお読みにならない方がいいかも)
タイムトラベルというSF要素を取り入れたラブストーリー・・・なんだけど、そもそも基点がどこにあるのか分からないので、ヘンリーとクレアが恋に落ちる瞬間が分からん。お互いに“真っ白”な状態で出会う時がないんだもの。幼いクレアが恋心を抱くのは未来からやってきたヘンリーだし、青年のヘンリーが誘惑(?)されるのは未来の自分を知ってるクレアだし。ま、いいや、この辺はあんまり考えるのはよそう。

にしてもだ。幼女の時から目つけられて(違うか)、ちょこちょこやってきては大人の男の魅力を見せつけて、ファーストキスも奪って、おかげで彼女はずっと彼氏も作らずにヘンリー一筋だった訳で(青年のヘンリーと付き合い出したときに友達が「初カレ」って言ってたもんね)。で、晴れて結婚しても相変わらずちょいちょいトラベルしちゃう病気(?)は治まらず、クリスマスも新年も一人ぼっち。おまけに妊娠すれば遺伝子を受け継いだ胎児はお腹の中でタイムトラベルして流産。えげつな~。なんだかんだで2人はすれ違い、心が離れかけた時に彼女を慰めるのは過去からやってきた若い時のヘンリー。「浮気じゃないわよ」って、え、そうなのか?で、彼は亡くなった後もときどき過去から飛んでくる。

これって、どうなんですか。クレアは幼い時からず~っとヘンリーという男一人のためだけに生き、心が揺らいだり喪失感を覚える時にも、それを充足するのはヘンリーただ一人なのだ。それは彼が亡くなった後も変わらない。こんなにも「閉じた」世界で生きる女性が果たして幸せなのかどうかと、最後まで心が晴れなかった。同様にエリック・バナの中途半端に伸びた後ろ髪も最後まで気になって仕方なかった。体操の内村選手の後ろ髪も長くていつも気になっていた。最近は短くなったのでちょっと気分がいい。
ポッシュさん [DVD(字幕)] 6点(2017-08-01 10:11:15)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 27件
作品の平均点 6.22点
作品の点数分布
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313.70%
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61140.74%
7622.22%
8414.81%
900.00%
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作品の標準偏差 1.13
このレビューの偏差値 48.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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