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南の島に雪が降る(1961) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 南の島に雪が降る(1961)
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1961-09-29
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 主演の加藤大介氏が体験した戦時の実話を、当時の日本喜劇の名優の方々が総出で熱演しています。今となっては背景とか細かい事情とかも説明なしではわからない人も多いと思いますが、そうであっても俳優陣の演技のすばらしさ、戦場で皆ある意味黙々と死んでいったのだという感慨、それに少しでも希望と慰謝をという当時の演劇人達の思いが伝わってくる秀作だと思います。
映画中に使用される脚本の作者名で菊池寛とか長谷川伸とか出てきますが、かつてこの国の人々の心の中のスタンダードはこういうメンタリティであったのだなあと。そしてそれは江戸時代から続いてきたものであったけれども、敗戦や時の流れで今は失われつつあるものだなあとしみじみとしてしまいました。
クリプトポネさん [DVD(邦画)] 7点(2020-08-19 23:50:22)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.71
このレビューの偏差値 40.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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