| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 悪徳マネーシャーと愛憎に満ちながらも絡み合うように生きたエルビス・プレスリーの伝記映画。全編プレスリー本人とバトラーの歌の力がすごく、それに合わせてカット割り等もなされていることから引き込まれ、鑑賞後は良いライブを見たような高揚感が残った。自分の音楽趣味的にプレスリー自体は通っておらず、ストーンズからゴスペル、R&Bは多少聞きかじっていたため、50年代のメンフィスの場面や楽曲などはなかなか良かった。ストーリーはやや平板かつ詰め込み過ぎで個々のエピソードの掘り下げは浅く、公民権運動や当時のアメリカ南部の文化的背景も絡んでくるので、現代日本人の感覚からするとややわかりにくいかもしれない。
デビュー当時のプレスリーは革命的だったけど晩年は日本だと永ちゃんみたいな一人伝統一代芸的な人になってたのかな。「サンタは君を訴える!」には笑いました。 【クリプトポネ】さん [映画館(字幕)] 7点(2022-07-19 11:01:01)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |