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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
製作国米,英
上映時間142分
劇場公開日 2004-06-26
ジャンルアクション,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
ダンブルドア校長は、第3作目からマイケル・ガンボンという人に変わったわけです。
この人があまり似合っていません。一二作目でイメージが確立してしまっているので、別の人が出てこられてもちょっと困るわけです。亡くなったんだからしょうがないけれども。
でも、このキャスティングはちょっと違うと思う。前作までのダンブルドア校長は、なんかこう高貴さがあって、いかにも白魔法の長という感じだったけれども、マイケル・ガンボンのダンブルドアは、かなり怪しげな感じ。
かりに、じつはヴォルデモートの息がかかっていましたという展開になっても、まあそれもありかなと思わせる感じ。前の校長は、そんなことはありえない、悪の干渉は絶対に受けないという雰囲気で、いかにもそれらしかった。

監督も前2作から変わったんですね。クリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンへ。
原作は3作目からどんどん複雑長大化していくんで、はたして映画化できるんだろうかと周りと話してたんだけど、あまりうまくいっていないみたいだ。エピソードをたくさん散りばめ、原作の内容をできるだけ生かそうとしているけれど、詰め込みすぎた感じがする。

重要な登場人物であるディメンタ-が迫力不足なのも映画的にはどうなのかなあ。
ここぞというときに出して怖がらせればいいのに、最初から出しすぎたせいじゃないかな。

それとドラコ・マルフォイ。映画ではチャチな悪ガキ扱い。それはちょっと可哀相だ。たぶん髪型のせいだよ。オールバックの方が凄みがあってカッコよかったのに。
マルフォイ君が悪ければ悪いほど、父親のルシウスや親玉のヴォルデモートの悪が際立ってくるのに、もったいない。

映画の評価としては、どうかなあ、なかなか評価しづらい。どうせ第4作も見に行くだろうしね。クィディッチのワールドカップもあるし、ハリーの彼女も本格登場するだろうし(ハーマイオニー役のエマ・ワトソンよりきれいなんだろうか)。

ま、ビデオで見とけばいい映画かな。
Ravenclawさん [映画館(字幕)] 6点(2017-12-02 15:01:49)
その他情報
作品のレビュー数 219件
作品の平均点 6.45点
作品の点数分布
010.46%
110.46%
210.46%
352.28%
4146.39%
52913.24%
65223.74%
76027.40%
84520.55%
983.65%
1031.37%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 48.10
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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