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《ネタバレ》 冒頭からその色彩感覚のオシャレさやドヌーヴ・ドルレアック姉妹の可愛さにノックアウトされた。
1966年の映画とは思えないほど美術面での洗練さがすごい。 シェルブールの雨傘と比較すると、全台詞を楽曲にするという無茶をやめ、物語構成もより練り込むことで、 ストレスを感じることなく鑑賞ができた。 本作は文学性ではシェルブール(戦争に引き裂かれた恋人たちの悲劇)に叶わないと思うが、 より陽気でパンチの効いた作品になっており、美術デザインのクオリティ、脚本の巧みさでは本作の方が上だと感じた。 ドヌーブ・ドルレアック姉妹が踊るシーンは本当に素晴らしかった。思わず可愛い!と声をあげてしまった。 (映像だと2人とも今の観点からするとなかなか化粧がきつく見えるが、書籍に残ったオフショットなど見ると、映像以上の美しさで、 やはり大スターたちは違うのだなと思った) とにかく66年作とは思えぬオシャレさに圧倒された映画でした。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2018-05-05 16:20:21)
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