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ゴジラ-1.0 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ゴジラ-1.0
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2023-11-03
ジャンルSF,戦争もの,シリーズもの,パニックもの,特撮もの,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 なんだ、これ。その1.戦争で死ぬのを嫌がる特攻兵。永遠の0以後の流れか。ばかばかしいわあ。思えば、この映画を作っているやつらは俺より若い。
その2.原爆が落ちる前からゴジラ登場。新ゴジラ以降の流れか。

1時間2分12秒。相変わらず、だな。がっかりさせ過ぎ日本映画。
主人公が叫ぶ。
こういうダサい表現ができるのが日本映画だ。格好悪すぎる。
こ~さんを押して助けた典子が、自分は吹き飛ばされたのだと知る主人公。慟哭と言うには、軽すぎる。つまりさ。軽すぎるからこそ!
慟哭場面では、叫ばせないのだ。(一番新しい記憶ではFury Road。だが、どうしようもない場面以外では、そもそも叫ばせたり、泣かせたりしない)
今回も同じ。
主人公に叫ばせる必要など、どこにもない。

出来ることは全部やるんだ! と、艦長。
うん、このセリフはいい。ところが、である。その直後が悪かった。

1時間51分。とうとう打つ手がなくなった時、仲間が続々と集まって来る。相も変わらず日本的美談。(アメリカがこれに影響されたのは滑稽であった)
いい加減、そういう妄想やめろよ。疲れるやつ等だ。

このあとが更に悪い。水島上等兵(違う)特攻。いやあ、もりあがらねえ・・・
古いんだよ。

このあと、トリックがあって、またしても[生きろ]とのメッセージ。
ああ、つくづくダルいわあ。もう、うんざりなんだよ。
(そもそも[生きろ]とのメッセージそれ自体が、現代人に死を恐れさせるように仕組んでいる罠にしか見えねえ(誰も得しないのに)。もはや、ヒトは簡単に死なない。老人がなかなか死ねなくなった結果、トシを取ることにも、生きることにも意味を失っているというのに)
(俺は手塚的死生観を持っていて、死と生とは対であり、痛みも死も必要なものだと考える。だが、ヒトは痛みのない社会を求めた。その結果、痛みを消し去った。だが、本当は見えなくしただけ。だって、見たくないんだもん! ガキどもめ)

その後、彼女が生きていたとか続くわけだ。
つーか、最初からとことん面白くなかった。しかし、おそらく、この映画はウケたのだろう。児戯がウケるのが国民性だとでも言われているかのようであった。

ま、アレだ。完全にローリングストーンズ化していた。偉大なるワンパターンという点で。。。
おら、はじめちゃんさん [インターネット(邦画)] 2点(2024-05-04 07:40:19)(笑:5票)
その他情報
作品のレビュー数 120件
作品の平均点 7.08点
作品の点数分布
010.83%
121.67%
210.83%
332.50%
465.00%
575.83%
62117.50%
72520.83%
82218.33%
91915.83%
101310.83%
作品の標準偏差 2.06
このレビューの偏差値 38.07
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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