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野良犬(1949) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 野良犬(1949)
製作国
上映時間122分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 注意。超ネタバレ。

この映画は、真夏の暑い夜、野外上映会(俺が子どもの頃には夏休みの一日、たいていそういう日があった)で観たかった。今は夏だが、エアコンの利いた部屋で観た。格好悪い俺(この格好悪さは、三里塚のドキュメンタリーをDVDボックスで買うプチブルっぷりと共通している)。

ラスト付近。
刑事が犯人を捕まえた後。二人ともへとへとになって倒れ込んでいるところ、朝の通学なのか、子供たちの歌声が聞こえる。姿は見えない。
画は花や虫のアップだ。スゲー(これじゃあ黒澤が歴史にその名を刻んだのも無理はない)
犯人は泣き始める。
その言い知れぬ後悔は俺にも伝わってくる。
「ぼくたちはかがやく陽射しを目指すべきではなかったのか」 <- ここは一種のなぞかけになっている。ほとんどの人はわからないはずだ。

妙に大いなる勇者を思い出させる映画だった(が、もちろんこっちのほうが早い。内容も全然違う)。
おら、はじめちゃんさん [DVD(字幕)] 8点(2022-07-07 02:55:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 70件
作品の平均点 7.54点
作品の点数分布
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568.57%
6811.43%
71927.14%
82130.00%
91115.71%
1057.14%
作品の標準偏差 1.32
このレビューの偏差値 52.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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