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灼熱の魂 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 灼熱の魂
製作国カナダ,仏
上映時間131分
劇場公開日 2011-12-17
ジャンルドラマ,サスペンス,ミステリー,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭で、男の子が丸刈りにされるシーン。その瞳の力にまず心を鷲掴みされた。
そして話は現代に戻り、母から双子への奇妙な遺言。
約束を果たすまでは、自分に墓碑銘はいらないと。
娘は憎しみと共に父親を探しあて、息子は憐憫と共に兄を見つけ出す。
自分たちの出生の秘密を知れば、確かに憎むべき対象などいなくなる。
母は双子達を通して、手放した息子との約束を果たす。必ず迎えに行くと。
母自身が迎えに行くことはできない。それはお互いにとって不幸過ぎる。
内戦に人生を翻弄された母も、父も、息子も、誰もが被害者だということを強烈に突きつける。
こんな力のある映画はなかなかない。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-05-19 00:02:58)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
000.00%
113.12%
200.00%
300.00%
413.12%
513.12%
6515.62%
71031.25%
8928.12%
9412.50%
1013.12%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 56.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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