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未知への飛行 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 未知への飛行
製作国
上映時間112分
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの,モノクロ映画,政治もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 前半はすこしだるい演出。
しかしこれが後半効いてくるんだから見事な演出。
それにつけてもヘンリー・フォンダの演技の素晴らしさよ。
「十二人の怒れる男」と同様、密室でのソ連書記長とのやり取りは息を飲む臨場感だった。
モスクワが消えたことに対する償いとして、ニューヨークに自ら核を落とす。
核戦争による人類の滅亡を防ぐ手段として、確かに他に手はなさそうだ。
しかし、なんと愚かな。
現在の映画なら、モスクワやNYに核が落ちるさまを映像にして観る者を絶望の淵に追いやるのだろうが、脚本と役者がちゃんとしてれば、そんなものは必要ない。
モスクワとのホットラインから伝わる核着弾の際の絶望感たるや、筆舌に尽くしがたい。
映画としてのクオリティはもちろん、核戦争のバカバカしさを考えさせられる映画。
いや、素晴らしい。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-01-02 19:09:33)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 8.07点
作品の点数分布
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523.64%
635.45%
7814.55%
81629.09%
91527.27%
10916.36%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 49.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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