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《ネタバレ》 前編ではその判断に狂いのなかったシヴァ神様だったが、後編では一変して過ちを犯す。
母でありつつも、国母として国の規律も守らねばならぬ苦悩が…とかなんとか書きたいところなのだが、後編のシヴァ神様はとにかく愚か。 感情的に間違った判断を下す場面が多いのだが、おかげでそのことを素直に認めて悔いるシーンが際立ったように思う。 そして前編冒頭の、自らの命に代えて孫を助けるシーンが生きてくるのだ。 それにしても、バーフバリがカッコいい。カッコよ過ぎる。 盗賊に襲われた小国を守る場面なんて、ジョン・ウーばりのスローモーション多用で痺れた。 二丁拳銃ならぬサンフレッチェ弓道で王女の心鷲掴み。 顔は二枚目じゃないのに、決めポーズがいちいちカッコいい。 カッタッパもコミカルな表情からシリアスな表情まで、とにかく脇役ぶりが素晴らしく、劇中最も愛される役なのではないか。 残念なのは、アヴァンティカの出る幕がほとんどなかったこと。ま、回想シーンが多いから仕方ないんだけど。 政治が絡んで、前編の勢いは少し削がれたものの、充分過ぎるエンターテーメント。 スペクタクル、ではなく、叙事詩。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-25 00:09:40)
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