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ある男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ある男
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2022-11-18
ジャンルドラマ,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原作を読んでからの鑑賞。
小説が原作の映画のほぼ全てにあてはまることではあるが、どこに焦点を当てて映像化するか、ということが映画の肝になる。原作では、「或る男」とその妻、そしてその依頼を受ける弁護士がそれぞれに一人の人物として描かれているのだが、2時間の映画でそれを実現するのはやはり難しい。
結局三人それぞれの重みが希薄になってしまった印象が拭えず、誰にも感情移入できないまま観終えてしまった。父親を殺人犯に持つ少年と家族がその後どんな人生を送ることになるのか、非常に重たいテーマで観ていてつらくはなるものの、俯瞰で観ることしかできなかったのは残念。
しかし、安藤サクラと窪田正孝の演技は素晴らしく、引き込まれるものがあり、見応えとしては充分。安藤サクラって、どんな役でも「そんな人いるよね」って感じで違和感なく演じてしまうところがやっぱり上手いんだろうな。そこに加点。
roadster316さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-02-11 09:41:37)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 6.41点
作品の点数分布
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5317.65%
6741.18%
7423.53%
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作品の標準偏差 0.97
このレビューの偏差値 45.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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