| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 3D版吹替で見ました。
原作からのファンですが、あのクズ鉄町の街並みと空気感が3DCGでこんなにリアルに描かれる時が来るとは思いもよらず、感無量で感動してしまいました。アクション、映像はとにかく素晴らしい。 原作に準拠した、目の異様な大きさが前評判で話題になってましたが、映画中は全く気にならず、むしろ主人公の心情を表情で雄弁に語って3DCG表現として新しい境地を切り開いたように思います。だんだん見てると可愛く見えてくるところも、前作アバター以上によく感じられました。 ストーリー的にはユーゴ編終了までで、細かい印象的なエピソードが大方盛り込まれ、ファン的には非常にうれしいですが、やはり詰め込みすぎ感はぬぐい切れず、感情展開に無理やり的な部分がそこかしこにみられます。 そこは主人公はとにかく勧善懲悪的にひたすら悪者をバッタバッタとなぎ倒していく、という単純さで乗り越えようとしてて大方許容範囲かなあと思うんですが、唯一「ユーゴの回想シーン」……なぜユーゴが命を懸けてまで空を目指そうとしたのか……だけでも入れた欲しかったかなあと。 そこだけが、原作「銃夢」はサイバーパンクなビジュアルだけでなく、日本的なドロドロした心理展開もきちんとエグって回収してくるのが、とても好きなところなので、今後、その辺もうちょっと補足されて改善されるともう完璧なんじゃないかなと思いました。 当然続編もやるんですよね?(期待 【sim】さん [映画館(吹替)] 6点(2019-02-23 12:14:34)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |