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《ネタバレ》 脚本がめっちゃ雑。まずそもそも主人公がなぜ竜を必死で探すのかという理由が描けてないので序盤から置いてけぼりになる。メインテーマは母親を亡くした主人公が歌を歌えるようになるまで、という再生の物語なのだが、そもそもなぜ仮想世界なら歌えるのか、なぜ現実世界では歌えないのかといった細かい理由付けもしっかり描けてない。すべてが「なんとなく」のまま話が進んでいくし、美女と野獣のパロディなんかをみるに色んな作品からのツギハギで作られてるから話に芯が通せてないのかと勘ぐってしまう。
仮想世界の映像は同監督でお馴染みの感じなので、見飽きた感もあるが美麗な映像で楽しめた。音楽も良い。仮想世界でキャラデザがガラッと変わるのも良かったが、主人公だけがキャラデザが変わった途端にディズニープリンセス風に口調まで変わるのは謎だった。未来のミライより上、バケモノの子より下といった評価。 【Nig】さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-03-24 03:12:03)
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