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北斗の拳(1995) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 北斗の拳(1995)
製作国米,日
上映時間92分
ジャンルアクション,SF,ファンタジー,カンフー,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 質感はC級映画と言う程ではなく、時代相応のB級映画程度のクオリティは整っており、セットや全般的な演出もそこまでチープではない。ほぼ白人なキャスト陣も(何故か無意味にユリアだけ日本人なのもよく分からないが)特にケンシロウの俳優は筋肉も素晴らしく、全体的にそこそこ頑張っている様にも思う。そもそも原作のコンセプトが「マッドマックス+カンフー」ということで、要はカンフーがこの映画のキモだと思うのだが、序盤はかなりショボく見えたが(北斗百裂拳!(ペチペチペチペチ)には思いっ切り吹いてしまった)、終盤の大盤振る舞いな見せ場では、合格点とまでは行かないがこれもそれなりに頑張っており(主演男優はプロのキックボクサーらしく、蹴りはそこそこ)、率直な評価として「『北斗の拳』の映画化」という意味では全くの無価値な映画という程に酷い作品ではないと思う。

問題は普通に映画として観た場合で、北斗の拳を熟読している私でさえ(話の大筋はともかく)細かい部分は何がどうなってるのかサッパリ分からない非常に適当な展開運び&設定で(かつ状況説明も殆ど無いし)、これをアメリカ人にいきなり観せたら、それはそれは残念な事になるのは必然的に明らかである(映画単体としては救いようの無い程にポンコツ)。

後は、この「『北斗の拳』の映画化」という非常に「無茶な」試みに対し(そもそも映画化できる題材ではないと思う)、各々がどれだけハードルを下げられるかに全てが掛かっているのだと思う。まあ、本作で一番「印象に残った」シーンは「リュウケンを『射殺』するシン」だったと言う時点で(失笑)、高が知れているのは否めないが。
Yuki2Invyさん [インターネット(吹替)] 3点(2019-12-14 00:47:39)
その他情報
作品のレビュー数 143件
作品の平均点 1.28点
作品の点数分布
05941.26%
14128.67%
21913.29%
396.29%
453.50%
574.90%
621.40%
700.00%
800.00%
900.00%
1010.70%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 56.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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