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《ネタバレ》 社会風刺的な側面も容易に汲み取れるものの、お話としては正直大したモンではないと思うし(全体的に整合性もやや微妙)何よりちょっと「古臭い」のだよね(昔の『世にも奇妙な』とかで如何にもやってそーなお話…とゆーか)。だとすると、このテンポの重さ+尺の長さはちょっと「無駄に」という感じがまずはしてしまうのですよ。それに、ジェイソンが自身のドッペルゲンガーと対峙するシーンとあとオーラスには多少は仕掛け(トリック)が在ったかとも思うのだけど、シナリオの他の部分は相当にシンプルなスリラー的展開に留まってもいる…とも思ってしまうのですね。結論的には選択肢は2つ、もう少しだけお話にアイデア(=ヒネり)を効かせるか、それが無理なら出来の悪くないショック描写を活かしてよりシンプルに90分で駆け抜けた方が好かった…のではないかと思いましたね。
ただ一点、肝心のドッペルゲンガー達は中々高度に異常性を醸していてその雰囲気自体、つまりはソレを表現する役者の演技は全然悪くなかった(むしろ見応えが大いに在った)とも思うのですよ。特に女性陣、ルピタ・ニョンゴとエリザベス・モスはどちらも非常に好かったと思いますね。ソコに1点加点して、この評価とさせて頂きますです。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-04-12 22:22:44)
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