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ペット・セメタリー(2019) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ペット・セメタリー(2019)
製作国
上映時間101分
劇場公開日 2020-01-17
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 引き続き原作は未読ですが、内容的には途中までは旧映画版にかなり忠実につくられてますね。その上で、展開運び自体は格段に向上しているとゆーか、ちょっと無駄や稚拙さが目立っていた旧作に比べると好く整理されてかなりシンプル・スリム、でかつ観易く・分かり易くなっていると思います。ホラー描写も(マイルドめなのはあんま変わってない、とは言え)流石にキョウビの映画レベルのクオリティまでに端的に向上しているので、そこら辺も含めて旧作からは総じて(当たり前に)レベルアップしてると言って好いでしょう。だからその意味では、リメイクとしても観る価値は諸々とフツーにチャンと備えていると思います。


※以降、ネタバレ全開ですのでご注意ください。


なので、問題は中盤以降の「アレンジ」とゆーコトになりますかね。結論をゆーと、まずココまで酷いバッド・エンドは率直にホラーでもそこそこ稀でありますし(ゲイジを手に掛けるシーンまでは映さなかった…のは最後の一葉の良心だとは思いますケド)それ以上にこのお話のコンセプトに対する「アンサー」としてコレが果たして適切なのか…とも個人的には強く感じるトコですね(=もっと「哀しい」お話なハズじゃねーの?と)。あとは純粋なホラーの技術的なハナシとして、復活するのがゲイジ or エリーのどちらが結局より良かったのか?という側面についても、別に今作の方がこの部分も優れた結果を出せていた…とは断言できないかなと思いました。確かに、私も最初はエリーが復活した方が良いのでは?とも思ったのですが(ソレは旧作が全般的にハマらなかったという個人的事情も大きいのですが、まずエリーくらいの年回りなら役者がチャンとホラーの演技を出来るだろう、と思ったのが大きいですね)ところが実際のソレを観てみると意外なホドにシックリ来なかった……つまり、邪な存在があーもペラペラ喋れるってのは、やっぱ結局あんまし怖くなんねーな…と思っちゃったのですよね(=それなら、旧作のゲイジ的な「邪悪な幼な子」の方がまだ好かったカモ、と)。

一言で要約します。ホラーとしてはそんなに悪くはない+ケドそこまで完成度高くはないし、あんまし怖くもない+原作とか旧作とかにこだわりがある人には向かないカモ(=単なる暇潰し用ならま~十分カモ)てな感じすかね(一言になっておらずスミマセン…)。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-12-11 18:49:50)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 5.41点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4317.65%
5741.18%
6423.53%
7317.65%
800.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.97
このレビューの偏差値 45.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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