タイトル名	みをつくし料理帖
製作国	日
上映時間	131分
劇場公開日	2020-10-16
ジャンル	ドラマ,時代劇,小説の映画化,グルメもの

《ネタバレ》　ドラマの内容としては（ほんの一部にシリアスな場面も孕みつつも）ごくほのぼのとしたヒューマン系、しかもややダイジェスト的、というか、好いトコロ寄せ集め！という感じでもあるケド、その纏め方自体はかなり手堅く、そしてこれも緩やかな全体の間の取り方もあって実にノンビリとホッコリと観てゆけるという作品だと思う。

そしてその間の取り方とゆーのが、個人的に非常に心地好かったですね。時代劇ならでは、と言いつつ、最近は時代劇も（昔に比べれば）実に忙しなくなってるなあ、というのを逆に実感しました。そもそも現代劇では中々こーいう間の取り方はこれも逆に難しいかも知れない、とも思います。今作、役者さんの演技がこれまたその間にズバリとマッチしてるというか、どれも非常に味の有る優れたものばかりでしたね。一番好きなのは終盤の澪と小松原のシーンです。これも時代劇的、というか、何とも奥ゆかしい日本的な好さのある素晴らしいシーンだったかと。確実に良作以上で、かなりオススメな方でゴザイマス。

作品のレビュー数	9件
作品の平均点	6.78点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 1 11.11％ 3 0 0.00％ 4 1 11.11％ 5 0 0.00％ 6 0 0.00％ 7 2 22.22％ 8 4 44.44％ 9 1 11.11％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	2.15
このレビューの偏差値	52.65 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値