| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 昔、ユアン・マクレガーさんの出てるなんかの映画を観た時にも思ったのですが、演技力とか経験値とかってハナシでもなくて、根本的&根源的に全く悪役に向かないって俳優さんとゆーのが世の中には居るんではねーのかな…というコトなのでして、個人的には草彅さんも、どちらかと言うとそーいう系統の方なのではないか…と思っては居りますかね。中盤過ぎの大騒ぎの辺りは(再び個人的には)ちょっと痛々しさ迄が感じられてしまい、あまり心地好く観ては居れなかった…と言いますか。。
とは言え最後まで観ると、ソレはソレで(二つの意味で)「演技だった」というお話だとは思ってるのでして、ソコには(逆に何故だか)ちょっと筋が通っている…とも思ったりしますよね。しかし今作、全体的にはかなり高度に筋の通らない・辻褄の合わないお話だったな…とも思っておりまして、舞台が、かなり長いコトあの実家の中のみに留まるコトも含めて、途中からは何となく舞台劇(=舞台原作?)みたいに感じられていたコトもあったりしますし、確実にコメディではあるモノの終始どーにも朗らかに笑えない…みたいなトコロは、例えば落語でいうトコロの滑稽噺と人情噺の中間にある様なヤツ…みたいなコトにも思えたり、要は、一般的な映画的作品=前述のその手のモノに比べるならもう少し精密さ・整合性・リアリティが求められる方のヤツ、とはちょっと異なるって質感が強めに感じられたな⇒なので映画としては多少、個々人の好みも分かれるであろうかな…みたいな感覚が確実にある、とはお伝えしたいトコロですよね。 再び、その意味で言うと、結局は(よく見ると超豪華な)俳優陣のややエキセントリックな演技そのもの=特に草彅さんのソレ、とゆーのが、今作の最大の見ドコロ・コンセプトなのだとは思ってしまいますかね(⇒そして、ソレそのものに私は個人的にあまりハマらなかったのだ…と)。再々度、今作のこの感じをもし実際に舞台で再現とかしてくれたなら、私でも、も少しダケは、興味深く観れたりするのかな~と思ったりもします。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-05-02 23:58:13)《更新》
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |