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《ネタバレ》 映画としては別にどうということはない。盛り上がらないし、淡々と新聞社の活躍を描くだけですし、聖職者の醜聞をテーマにするならゴッドファーザーPart3のほうが圧倒的に素晴らしい。。とはいえ、とはいえ、心に突き刺さるのは、映画が取り上げた聖職者の醜聞。wikiによると「米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は2003年1月11日、過去60年間で米国カトリック教会の1200人を超える聖職者が4000人以上の子供に性的虐待を加えたと報じた。さらに2004年2月16日には米CNNテレビで1950年から2002年にかけての52年間で、神父4450人が疑いがあると報道し、件数は約11000件に上ると報じた。」とかいうのだから、すさまじい。
こういうのはなんですか? 聖職者の問題ですか? カトリックの組織構造の問題ですか? 信仰の問題ですか? 最も性的虐待をやってはいけない立場の人々が、最も普通でない割合で性的虐待にハマるなんて、ね。 人間てなんだろう、宗教ってなんだろう。言葉を失う。 それでも、、性的虐待で告発された人が大統領になっている国で、それでもアカデミー作品賞をこの映画に獲らせた良識に、希望をつなぐしかない。 【woo】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-06-29 16:40:10)(良:1票)
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