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猫と庄造と二人のをんな のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 猫と庄造と二人のをんな
製作国
上映時間136分
劇場公開日 1956-10-09
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,動物もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 香川京子目的でずっと観たかった映画。
優等生でお嬢様女優のイメージが、気の強いわがまま言い放題のキャラに変わる。
又、思っていた以上に大胆で刺激が強い衣装・・ほとんどの場面太腿むき出しの体当たりの演技。
いや~、びっくりしました。これだけで一見の価値がある。
内容的には、山田五十鈴と香川の最後の修羅場は壮絶。1年後に黒澤の「どん底」で置屋のおかみ(毒婦)とけなげな娘役で共演しているが、今回の香川の役はまるで対照的で面白い。
とにかく出てくる女性がみんな怖い。山田、香川に加え、浪速千栄子の母親も底意地の悪い相当えぐいキャラやし。
森繁の猫に対する異常なまでの愛情はその裏返しだといえる。全体的にコメディ調であるが、誰も信じられなくなり人間世界に絶望し、猫を抱いて一人放浪するラストはリアルである。
とれびやんさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-02-23 21:02:20)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.71
このレビューの偏差値 30.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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