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没落華族の最後の舞踏会を通した人生模様。舞台を安城家から動かさず重厚に描かれている。
まず、戦前まで、働かなくて裕福に暮らしていたこんな人達がいた事が興味深い。 そして、なんと言っても原節子の美しさに尽きる。ハリウッド女優を思わせるスタイルの良さ、大柄な顔の作り。 この時代にこんなにノースリーブのワンピースが似合う日本女性が他にいただろうか? 滝沢修、森雅之の、脆弱だが品があり退廃的な佇まいも素晴らしかった。 出戻り姉さんの元運転手に対する気持ちの変化は、いまいちよくわからなかった。 30年以上前に観た時に比べて、今回何故か少し退屈に感じた。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-24 22:41:20)
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