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《ネタバレ》 始まりから心が震えた。
子供の頃に何回も見た映画を30年ぶりに鑑賞。子供たちが歌を歌って楽しそうな映画というのが当時の印象だったので、大人になった今見ても、評価はよくても8点くらいだろうと予想してみた。 しかし、高原の中で美しい歌声でマリアが唄う情景に最初から心が震えた。 うちのステレオに感謝したことはなかったが、サウンドオブミュージックを良質な音でお届けしてくれたステレオにこの日はすごく感謝した。 何回も心が震えて泣きそうになった。 何だろう、子供のときは、歌が楽しいということしか理解できなかったが、大人になった今見ると、情景、マリアと大差に恋が芽生えていくところ、男爵夫人が気づいていくところ、政治的背景、他にもこの映画を素晴らしくしている部分が多いことに気づく。 もちろん歌も異常に素晴らしい。 恋愛部分と政治的背景はすごく楽しめた。一番最後、音楽会にでてからスイスに逃げるところ、修道院に隠れて身をひそめる一連場面は、すごくドキドキした。リーズルの恋も終わる。 そして、マリアの歌声はもちろんすごく美しい、さらにトラップ大差の歌声はずっと聞いていたいほど美しい、エーデルワイス、すごく好きだ。 素敵な歌も多い、有名なmy favorite thingsやI'm sixteenはもちろんのこと、修道女がマリアを励ますときに歌い、クライマックスの山を登っているところでも流れていた、すべての山を登れみたいな歌もめちゃめちゃ良い。 この映画は、間違いなくこの後何年も何年もずっと愛されていく映画だ。 何だろう、こんなに素晴らしい映画を本当にありがとう。 クリストファープラマーがつい先日亡くなり悲しかったが、この映画の中でずっとずっと生き続けていく。 初めて10点をつけます。 最高の映画です。 【ブリーバンデカンプ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2021-03-07 09:06:40)(良:1票)
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