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風立ちぬ(1976) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 風立ちぬ(1976)
製作国
上映時間94分
劇場公開日 1976-07-31
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,青春もの,アイドルもの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 百恵ちゃんと三浦友和の共演4作目。前作『絶唱』と同じく、死に別れる運命の若い男女の物語。
原作小説からのアレンジとしては達郎も徴兵されて戦争に行くというところ。お互いに相手を思いながら、自分の死についても向き合うという環境だけど、この設定が上手に活かされたかどうか。
出征のとき、電話で節子の父に、周りに聞こえないよう受話器を抑えて、生きて帰ることを約束する達郎。一方で節子の訃報を聞き逃した達郎への優しい嘘。当時は戦場には死にに行くもの。たった今、娘を亡くし、婿になるはずの達郎も、帰るあてのない戦場に行く父の辛さ。

このタイトルから、どうしても宮崎駿の映画と比較したくなってしまうけど、観たの公開時だったから、忘れてること多いしなぁ。改めて観てからにしよう。でもどちらも太平洋戦争期に時代設定をアレンジしているね。

百恵ちゃんと言えば『赤いシリーズ』の印象が強く、本作も結核という病が2人を引き裂くところなんか、想像したまんまだ。
不治の病モノは当時の流行りだったかもしれないけど、日本の文学をアイドル主演で映画化し、若者にはとっつきにくい文化を、親しみやすく継承する試みとしてはアリだとも思う。
K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-10-24 01:14:04)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.22点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 44.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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