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グッドナイト&グッドラック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グッドナイト&グッドラック
製作国米,仏,英,日
上映時間93分
劇場公開日 2006-04-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ~Good Night, and Good Luck.~「おやすみなさい。そして幸運を」エドワード・R・マローがTV番組の最後に言う締めの挨拶。
現代の魔女狩りと言えるほど加熱したマッカーシズムとジャーナリストの闘いを取り上げた作品。
モノクロの渋い映像。1953年のアメリカが舞台で、序盤からたくさん人名が飛び交うので、正直置いてけぼり状態になってしまった。
番組の構成を打ち合わせ、番組を流し、出来具合を話し合い、新聞の評価で判断する。美味そうなウイスキーとダイアン・リーヴスの挿入歌がホッとさせてくれる激シブい構成。
予備知識無しで観たから、どれだけ理解できたか疑問だけど、余分な説明、私たちでもついていけるくらいの時代背景を一切省いて、ロケもなく当時のニュース映像もほぼ無く、当然娯楽性は排除して、ほぼ全編スタジオの中だけで、90分台に収めたことは、なんとも凄いバランス取りだ。
今の日本の報道番組は、何でも娯楽に結びつけてしまったり、内容よりインパクトの強さでトップニュースにしてしまうような報道が多い気がする。でも深夜のドキュメント番組とか、興味深い番組も多い。ジャーナリズム、報道番組の存在意義は、視聴率ばかりでは無いことを、忘れてはいけないね。
娯楽として楽しめる作りではないけど、駄作でもない。マッカーシズム、マローについて予備知識を入れてから観るべし。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-17 22:17:41)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 5.91点
作品の点数分布
012.13%
100.00%
200.00%
336.38%
448.51%
51123.40%
61021.28%
7817.02%
8817.02%
924.26%
1000.00%
作品の標準偏差 1.77
このレビューの偏差値 47.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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