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トータル・リコール(1990) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 トータル・リコール(1990)
製作国
上映時間113分
劇場公開日 1990-12-01
ジャンルアクション,サスペンス,SF,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ~Total Recall~しっかり記憶し、しっかり思い出す能力。へえぇ~。
オープニングの印象的なテーマソングとともに流れるクレジット。もう壮大で格好良くて懐しくてワクワクする。
シュワの身体は最高に脂が乗っていて、表情にも人気者の余裕がある。夢の愛人に焼きもち焼く奥さん役のシャロン・ストーンが可愛い。
セーフティゾーンのレントゲン保安システム。ネイルペン。テニスの立体ホログラム。発信機取りだし器。2週間よオバサンはSF映画の名シーン。こういった夢の近未来道具の数々も素敵。
バーホーベンと言えば架空のTVCM。同僚が「リコ~ルリコ~ルリコ~ル♪」って歌うのが大好き。なんか架空の世界に厚みをもたせてる。でそのリコール社、タイトルの“Recall”でなく“REKALL”社だった。…意味は特に無いみたい。
未来の世界、タクシー運転手が会話もできるロボットなのに、ダグの仕事は手持ちのハンマードリルで岩崩しの違和感。このへんとってもバーホーベン。
リコール社で暴れるダグ。トラブルが起きて慌てるスタッフの臨場感も、バーホーベンの十八番に思う。

さて、この映画は結末がハッキリせず、見た人の想像に任せられる作り。
①ダグは火星を救った。
②全てリコール社のプログラムだった。
③リコール社のプログラムに事故があり、ダグは夢から帰られなくなった。
…③な気がした。リコール社のプログラムが『火星の青い空』で、結末も青い空で終わる。①だとするとシナリオがプログラムに沿い過ぎてる気がする。
②だとしたら、途中で奥さん殺しちゃうのはマズイから駄目だろう。
やっぱりドクター・エッジマーとローリーが来たときが、ダグ生還のターニングポイントだったんじゃないか?って。
本来はエイリアンの遺跡を見つけて、謎の遺跡を発動させると火星の空は青くなるかもしれないぞ!?続きは本物の火星で!!くらいで終わるシナリオだったところ、ダグが夢から出られなくなり、空が青くなるまで行き着いてしまったと…
前回見たときは①だと思った。観る度に結末予想が変わるのも、毎回楽しめてる証拠かな?
K&Kさん [地上波(吹替)] 7点(2021-08-17 21:07:50)
その他情報
作品のレビュー数 198件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
000.00%
131.52%
210.51%
331.52%
494.55%
53618.18%
64221.21%
74723.74%
84422.22%
963.03%
1073.54%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 51.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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