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《ネタバレ》 “The Outlaw Josey Wales”『ならず者ジョーシー・ウェールズ』。この作品を観て『北斗の拳とか武論尊作品ってイーストウッドの主人公の影響を結構受けてるんだな』って思いました。“無口で怖くてちょっと下品、でも根は優しい。”本作のウェールズは所構わず唾を吐きかけます。
家族を、仲間を無惨に殺された男の復讐劇。冒頭の殺された子供役がイーストウッドの実子だそうで、映像で観る以上に男の怒りが感じられます。 さてウェールズは、どこで早撃ちを身に着けたんでしょう?原作小説では描かれてるかもしれないけど、ここ描いたらきっと長くなるから割愛したんでしょう。農夫からゲリラになって、ゲリラ部隊の活躍はダイジェストで出るだけ。ウェールズが目立った活躍をするシーンは描かれません。家の焼け跡から拳銃(猟銃でなく)を出したことから、恐らく農夫になる以前から名うてのガンマンだったのかもしれません。 若者ジェイミーが死に、孤独になったウェールズが、どんどん仲間を増やしていくのが面白い。インディアンの爺さん。別なインディアンの女。犬…犬の額に見事唾を命中させて、犬が怒ってるシーンは結構好き。でも『大所帯になってきたな』って、犬も仲間にカウントしてるのが微笑ましい。 イーストウッド作品で高確率でレイプ被害に遭うソンドラ・ロック。あ~ぁ本作でも言わずもがなでした。でも乾いた大地に彼女の紙のような白い柔肌が、とても良く映えますね。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-01-22 11:19:43)
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