Menu
 > 作品
 > ア行
 > 赤いハンカチ
 > K&Kさんのレビュー
赤いハンカチ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 赤いハンカチ
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1964-01-03
ジャンルアクション,ドラマ,犯罪もの,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 この時代のアクション映画にしては、単純に力技だけでなく、程よい謎解きと登場人物それぞれの感情描写もあって充分に楽しめました。
冒頭の爽やかな裕ちゃん。貧しいけれど前向きに工場で働いて、コロコロ笑う浅丘ルリ子が可愛い。自慢の御味御付のシーンとか通勤途中の目にゴミが入るシーンなんて、青春映画の一幕のようで爽やかだ。

おでん屋の親父の死を抱えての4年後。三上にしても玲子にしても影があって暗い。画的にも夜のシーンが多くて暗い。外国のハードボイルド映画のような雰囲気が出ていて、私としては好感を持てたな。ゆうちゃんが『赤いハンカチ』を唄いながら夜の街を練り歩くシーンが、やっぱ昭和の日本だなって感じさせて安心できる。夜の繁華街や石塚のイベント会場の作りが当時の賑わいを感じさせて、懐かしく思えたのもGOOD。

当時の日活アクションだしなぁ。って極力甘めに温かい目で観ていたけど、親父の逃走劇の舞台裏なんて思わず感心してしまった。でもあそこで三上が撃てなかったり、見事手足に当っていたら、石塚どうするつもりだったんだろう?
K&Kさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-10-16 14:15:32)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 6.14点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6571.43%
700.00%
8114.29%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 47.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
赤いハンカチのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS