Menu
 > 作品
 > ウ行
 > 薄化粧
 > K&Kさんのレビュー
薄化粧 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 薄化粧
製作国
上映時間124分
劇場公開日 1985-10-26
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 むかーし、日曜洋画劇場か何かで、ぼんやりと観てた記憶があった。うん、当時苦手だった“濡れ場”満載の、お茶の間の空気を一変に凍てつかせる、正しくあの時代の邦画らしい邦画(と私が勝手に思っている)。
実話ベースだそうだけど、実際の事件の顛末を見付けることが出来ず比較は出来ないけれど、犯罪映画だけにその現場と経緯、そして逃走劇が描かれているけれど、それらと同じかそれ以上に繰り広げられる“濡れ場”。
まぁ脱ぐわ脱ぐわで、メインの女優さんは菅井きんさん意外みんなセクシーなシーンが、あるよ。
あと柳沢慎吾のお尻も、出るよ。

今回再視聴まで忘れていたけど、松本伊代が出てたのね、あの太もも撫で回すシーン観て「あ、この映画か!」って思い出したわ。当時は『現役のアイドルだけに、観せてもコレくらいだよな』なんて思ったっけ。
でも今回観てみて、お祭りの日に坂根に言い寄られるシーンなんて、この時代のアイドルにしちゃメッチャいい演技してるんだわ。しっかり迫力出てるの。初出演映画でコレだけ出来るなら、磨けば光ったろうに。映画女優の道には進まなかったみたい。残念だなぁ…

“濡れ場”はコレでもか!ってくらい出てくるけど、坂根の人物像がイマイチ掴みきれなかった。突発的に殺したふくみを家の軒下に埋めっぱなしにした理由。仏壇と名前を書いた石を持ち歩いた理由。化粧にハマった理由(単に変装目的でもないだろうに)。
単に大金を掴んだ男が、ウェ~イってなって遊び倒して殺しちゃって、時代もあって庶民感覚鈍ったまま日雇いとして逃げ回って、たまたまイイ女に出会った。捕まった。みたいな。“濡れ場”が無ければスカスカな映画なんじゃないか?
時系列をバラバラにしているのも効果があるとは思えず。むしろ経緯を分かり難くしてしまってるように思えた。
K&Kさん [地上波(邦画)] 5点(2022-10-19 20:24:05)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
4112.50%
5112.50%
6112.50%
7337.50%
800.00%
9112.50%
1000.00%
作品の標準偏差 1.80
このレビューの偏差値 46.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
薄化粧のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS