| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 良かった、すっごく面白かった。イーサン一人が潜水艦と飛行機でドタバタしているだけだった気がしないでもないし、敵AIがスカイネットにしか思えなくて完全にSFパニック映画だった気もするし、自国第一主義と分断の世界情勢に対するメッセージ性が強過ぎる嫌いもあるけど、シリーズというかトム様映画の集大成じゃないでしょうか。
流石トム様、観客を楽しませる要素が分かってらっしゃる。ロシアとの一触即発の緊張感とか、潜水艦クルーがヌッと現れるトコとか、大統領の葛藤と逡巡とか、フェルプスJr.との和解とか。 ポムさんのメンバー入りは嬉しいけど、もっとキレッキレのアクションを見たかったなあ。個人的にラストのバッチリメイクが色っぺくて、満点でした。まさかのダンロー氏の再登場のみならず、奥さんと一緒の大活躍も楽しかった。 また脇役とその演出が良い。アフリカ系女性大統領とか、空母の司令官とか、潜水艦の女性兵士とか、ロシアの秘密工作員の隊長とか、皆いい味出してるんだよなあ。 自分のエゴを優先する余り、他人が不幸になるかも知れないけど、それはその人間の人生における選択の結果であって何ら特別なことじゃない。だたそれを覚悟したうえで、自分が正しいと信じる道を進めと。ルーサーの最後の言葉、胸に沁みました。 最後にイーサンと奥さんが幸せそうに過ごすラストを期待しましたが、それがないということはまだ続くんでしょうかね。うん、続いてほしい! 【ノン】さん [映画館(吹替)] 9点(2025-06-14 19:04:23)《新規》
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |