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弥次喜多 前篇 善光寺詣りの巻 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 弥次喜多 前篇 善光寺詣りの巻
製作国
上映時間61分
劇場公開日 1921-09-30
ジャンルコメディ,サイレント,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
弥次郎兵衛と喜多八のコンビが各地を転々とし、行く先々でトラブルが巻き起こる、ドタバタコメディ。
といっても二人はこれといった目的もなく場所を転々としており、各地ごとの話には繋がりがないように感じられるので
弥次喜多のショートエピソード集のように捉えるのがいいのかもしれない。
示されるだけでも、善光寺、戸田の渡し、熊谷宿、宮島、尾上の松、高砂の松、舞子の浜、とバラバラに飛んでいるので、旅行としての整合性には欠ける。
善光寺と言いつつ、それらしいお堂のようなものがなぜか出てこない。それにしては、宮島では五重の塔や厳島神社が長回しで紹介されたりもする。
化ける狐や天狗が登場するなどファンタジー要素もあり、それらが突然に現れたり消えたするという、特撮的なものも盛り込まれている。
しかしセリフの字幕は基本的になく、会話の内容は全くわからず想像するしかない。(活弁前提なのか?)
よってストーリーを完全に理解する事はできず、脈絡のわからないまま次々に映っていくものに、何かを感じていくという見方しかできないが、
全体を通して様々な事件が起こるため、それなりに楽しめる部分はあるだろう。
タイトルに前篇とあるが、後篇の情報が出てこないのは、紛失したのか作られなかったのか。
aoさん [DVD(邦画)] 6点(2022-10-06 00:47:58)
その他情報
作品のレビュー数 1件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.00
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