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ドライビング Miss デイジー のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ドライビング Miss デイジー
製作国
上映時間99分
劇場公開日 1990-05-12
ジャンルドラマ,コメディ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
‘89年アカデミー賞受賞式を前に、映画評論家たちが集まり予想会を行っていた。凡そは本作を挙げる中で、水野晴郎氏だけが「7月4日に生まれて」を候補にしていた。理由は“体制がそうなっているから”だそうだ。あまり頭の良い評論家では無いが、珍しくこの時だけは水野氏に賛同した。自分も「7月4日~」が取るはずは無いと思っていた(?)。賛同すると言うのは、「ドライビング~」が他の作品、「フィールド・オブ・ドリームズ」「いまを生きる」「マイ・レフトフット」「7月4日に生まれて」そしてノミネートされなかった「ドュ・ザ・ライト・シング」と比較して、そんなに優れた作品とは思えなかったからだ。老い(痴呆症)と人種問題をテーマにしているが、障害と言う点なら「マイ・レフトフット」には敵わないし、人種問題なら「ドュ・ザ・ライト~」には遠く及ばない。この作品が好きだと言う女性を良く聞くが、個人的には上映時間も100分を切り、ノミネートされた5作品の中では一番相応しくないと思っていたが・・・アカデミー賞としては、主演したジャシカ・タンディが史上最高齢の受賞(80歳)で話題になったが、同時に黒澤明監督が特別賞を受賞し、“老人デー”であったことも事実。もう一つ話題になったのは、ブルース・ベレスフォードが、監督賞にノミネートすらされずに作品賞を獲得したこと。この不名誉な記録と共に本作は名を残すこととなった。例年になくレベルの高い“オスカー取り”をしていただけに残念である。
さん 8点(2001-02-08 00:35:53)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 147件
作品の平均点 7.49点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
221.36%
310.68%
410.68%
585.44%
61812.24%
73825.85%
84429.93%
92617.69%
1096.12%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 52.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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