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父親たちの星条旗 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 父親たちの星条旗
製作国
上映時間132分
劇場公開日 2006-10-28
ジャンルドラマ,戦争もの,シリーズもの,歴史もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 二次大戦太平洋戦線末期の「硫黄島の戦い」を、アメリカ側視点から描いた作品。硫黄島プロジェクト2部作の1作目で、2作目は日本側視点から描いた「硫黄島からの手紙」となります。もとより戦争は政治の道具なのでしょうが、政局の道具として利用し尽くそうとする政治家の思惑があり、その思惑に煽られた民衆がつくる戦争認識があり、その認識と戦場で実際起こっていることとの、あまりの落差に翻弄される兵士達の苦悩が描かれていきます。あえて日本兵の人間性をまったく描いてないのは、対となる第2作のためであることは十分理解できますが、それにしても、日本兵のやられ方があまりにパターン化していて、あたかもシューティングゲームの的のような、ワンパターンな殺られリアクションで、苦笑してしまいました。軍事戦略的な観点も含めた、戦争エンターテインメントとして、他では見られないような特異な地形の硫黄島での攻防は、かなり面白くなるはずだと思うのですが、アメリカ側視点だけだと、その面白い部分をあまり描けないというハンデがあって、その分、日本側視点の第2作に期待してしまうところですね。
camusonさん [DVD(字幕)] 6点(2024-02-22 18:03:51)
その他情報
作品のレビュー数 149件
作品の平均点 6.83点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
210.67%
310.67%
485.37%
52114.09%
63020.13%
73724.83%
83020.13%
9149.40%
1074.70%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 46.69
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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