Menu
 > 作品
 > ネ行
 > ねじ式
 > camusonさんのレビュー
ねじ式 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ねじ式
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1998-07-18
ジャンルドラマ,ファンタジー,エロティック,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 つげ義春の原作漫画は、確か学生の頃読んだと思いますが、内容は全く忘れています。さて、冒頭、何の前置きもなく、暗黒舞踏(山海塾とか白虎社とかそういう系統)が始まり、度肝を抜かれました。犬神サーカス団みたいなメイクをした人もいました。全身土くれの人や、羊膜をドロンとぶら下げた人もいました。チチとフンドシ、いいよっ!いいよっ!余談はさておき、冒頭部は主人公漫画家が思い描き、漫画では表現し得なかったイメージということで強烈ですが、その後は、一応現実世界に戻って、ちょっと落ち着いた味のある雰囲気で物語が進みます。主人公は売れない漫画家で、貧乏に苦しめられながらも、実は安定・安住をこそ最も恐れ、恐怖・焦燥と性欲・官能とが混ざり合った奇妙な心象風景が描かれていきます。そのバランスが絶妙で、私は好きなのですが、好き嫌いが分かれそうなところではあります。大笑いしてしまったのは、藤森夕子(CCガール)が、主人公の浅野忠信に、水を引っかけられるシーンです。顔にです。どうやって、狙い撃ちできているのか、しくみはよく分かりませんが、あの開放感は何なのでしょうか?ちょっとやばいですね。
camusonさん [DVD(字幕)] 8点(2024-08-06 17:26:46)
その他情報
作品のレビュー数 39件
作品の平均点 5.59点
作品の点数分布
000.00%
137.69%
225.13%
312.56%
4410.26%
5820.51%
6820.51%
7410.26%
8615.38%
925.13%
1012.56%
作品の標準偏差 2.24
このレビューの偏差値 54.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ねじ式のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS