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魔界転生(1981) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 魔界転生(1981)
製作国
上映時間122分
ジャンルアクション,ホラー,ファンタジー,時代劇,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 幼少期の終わり頃、ジュリーファンの母に連れられて、リアルタイムで二番街にあった「柏シネマ」で、母姉と一緒に3人で鑑賞しました。娯楽映画を家族で見たのはこの一度きりだったと思います。細川ガラシャの妖艶な姿態。女を犯しては殺す狂人坊主。真田広之が沢田研二にけしかけられ、いたいけな少女を押し倒すも失敗。若山富三郎のご乱心。そしてラストの城の炎上と生首。すべてがトラウマ級に心に焼き付いてます。さて、40年ぶりに(家族一緒ではなく一人でw)再鑑賞しましたが、やはり面白い。幼少のころ見た美女が後から見たら大したことはなかった、などということはママあるものですが、ガラシャ役の佳那晃子。妖しく美しくゾクゾクします。天草四郎役の沢田研二が蘇った後、次々と死者を蘇らせて、仲魔を増やしていく過程も、丁寧で分かりやすく、それでいてテンポも良くて、怪しい世界観にぐいぐい引き込まれます。魔界衆の最期も、それぞれ特徴的で、不要なキャラがいないのですよね。そして、最終局面。業火に包まれ今まさに崩れつつある建物の中の対決。CGでは生み出すことができない緊迫感。斬られた首を片手に持ち、高らかな笑いとともに業火の中に消えていく天草沢田研二時貞。勧善懲悪では終わらない、何とも言えない後味が残ります。柳生千葉真一三厳がかっこよすぎんよっ。
camusonさん [インターネット(字幕)] 10点(2024-12-26 18:09:36)
その他情報
作品のレビュー数 95件
作品の平均点 7.47点
作品の点数分布
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322.11%
411.05%
51010.53%
61010.53%
71920.00%
82930.53%
91515.79%
1099.47%
作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 60.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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