タイトル名	クルージング
製作国	米
上映時間	102分
ジャンル	アクション,ドラマ,サスペンス,刑事もの

ウィリアム・フリードキン監督追悼として、ああそういえばこの映画を見てなかったと思い出したので見てみました。しかしよりによってこんなので追悼かよとちょっと後悔してしまうような出来の作品でした。ゲイコミュニティを舞台にしている意味がわからないです。ちょっと調べてみたところゲイの側が警察の恰好を自ら好んでしていることで両者の境界線の曖昧さみたいなものを描こうとはしているみたいです。ゲイへの差別じゃないかという台詞もありますし別に見世物的興味だけで選んだわけではないんでしょうけど、これで作品全体として具体的にどんなメッセージを伝えたかったのかは描写が曖昧すぎてよくわかんないですね。あの突然出てくるテンガロンハットを被った裸の黒人は本当に何なんでしょうか、あれをギャグシーンとして見ないのはちょっと無理ですね(笑)。80年代初頭のアメリカの風俗の性的退廃の中で殺人鬼が次々と人を殺していく、見終わった後に残った印象はシリアスな刑事ものというよりも13日の金曜日のようなスラッシャー映画に近いです。

作品のレビュー数	9件
作品の平均点	3.44点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 2 22.22％ 3 4 44.44％ 4 0 0.00％ 5 3 33.33％ 6 0 0.00％ 7 0 0.00％ 8 0 0.00％ 9 0 0.00％ 10 0 0.00％
作品の標準偏差	1.17
このレビューの偏差値	46.73 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値