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正直、自分の考えていた映画とかなり違っててがっかりした。AIがあまりに発展しすぎて、愛情まで持つに至り、人間とロボットとの区別ができなくなった。そこで、ロボットのデイビットが、どうして自分は人間になれないのか?と疑問をもち、そこから物語が始まるのかなあと勝手に思っていたのです。見た人に聞くと、最後がちんぷんかんぷんだったと皆が言っていたので、きっと哲学的な映画なのだろうと。まあ、そんな事を言っても何も始まらないのですが。デイビットを見てても、明らかにロボットだから、あまり愛情は感じないのです。見てて気持ちが悪い。見た目は人間そのものだけど、やっぱりロボットだよねえ~、てところが各所にあった。それでは、愛情を感じられませんよ。だから、そんなロボットに愛情を感じている母親が、今度は気持ちが悪い。飯も食えないし、何より頭が悪すぎる。だから、僕にとってこの映画はただのロボットの映画でしたので、最後でどうなろうと全く興味がわかなかったのですな。でも、そういう全体から目をはずしてみてみると、悪くない部分も結構あって、例えば水没したニューヨークとか、くまちゃんとか。くまちゃんが最後に髪の毛を出すのはよかったね。おお、こいつそんなことしてたのかって感じで。あの旧型のスーパートイズが、この映画の中で一番のキーパーソンというか、ストーリーテラーなのが面白い。あの、頭のよさはとても旧型には思えないが^^それくらいですかね。
【えむおう】さん 2点(2002-03-28 14:18:15)
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