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国籍を問わずに友情を描いた、素敵な作品ですね。私、個人的には、リドリー・スコット監督は、それまで完璧主義の作品が多かったので(内容より映像重視)そういうイメージで、この作品の、特にラスト、マイケル・ダグラスが、空港から去って行くシーンなど、非常にあっけない感じがしました。最初は、そう思っていたのですが、それが、観直して見ると、非常に出来のいい作品で、私の片寄った見方が、よくなかったと考えさせられました。日本人が観ても、何も誤解を招くシーンはありませんし、(ただ、日本の習慣で亡くなった人の友人等は、何か1つ故人の品物を頂く・・・と言うのは、気にしないでいましょう)素晴らしい出来だと思います。冒頭にて、ニューヨークでバイクレースをするシーンで、マイケル・ダグラスの相手の人が被っているヘルメットが”ショウエイ”だったり、スズキのバイクだったり、日本製の物が、多く海外でも使用されてるんだと、つくづく思いました。男の友情と言う点では、他に類を見ないほどでなれあいになってしまっている”友情”映画とは、全く異なっている作品で、繰り返し観るほど、面白さがわかりますね。
【マーチン・リッグス】さん 9点(2001-11-02 19:55:59)
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