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これまでショボいストーリーの見世物映画しか撮ってこなかったスピルバーグことスピ公が反戦ドキュメンタリー映画!この時点で私は危ないモノを感じて劇場は放置したのですが、いや~、行かなくて良かった。なんか、話によると最初の30分だけとの事だったのだが、まさにその通り!しかし、最初の30分も、どんなに重い内容を描いた所で所詮スピ公特有の軽い映像、ホントは残酷なシーンなんだけどスプラッタコメディーにしか見えなかった。お陰でテレビの前で前半は笑いっ放しでしたよ、ええ。そんで、最初の虐殺シーンが終わったと同時に一気に失速するこの映画なんですが、途中を観ているとスピ公が反戦なんぞより、前半の虐殺は掴みにして実は第二のヤコペッティだかコンバットだかを撮りたかったのだという事が良く解る。まったく、女子供も殺せんヘタレの偽善者のクセに戦争モノなんかに手を出すなよな、スピ公!そんでもって、最後の戦闘だけど、臨場感を出すとかって画質が田代愛用スタミナハンディカム並み。でも、音質がDDだかdtsなんて最新使ってるんで臨場感皆無、ほとんどタダの小汚い映像。しかも編集がチョロいので取っ組み合いのケンカシーンは見難い上に、どっちがアメリカでどっちがドイツだか良く解らない。その上、最後は何の説明も無しに空爆で終了。慣れない戦争モノなんてストーリーでオチつけるのがダルくなったんでしょうか?スピ公先生。とりあえず、前半30分があっただけマシだった度☆の映画かな。
【秘宝館長】さん 1点(2002-02-11 14:21:44)(良:1票)
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