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傑作に違いない。私は、このような作品をまだまだ作れるアメリカに只、賛辞を送りたい。この映画を観てそれぞれの人がそれぞれの感想を持ったと思うが、間違いなく言えるのは、この閉塞感の世の中でこのような人物こそ本来、希求されるべき人物であることだ。特に日本のような、何より協調が重視され個性が大事と建前では吹聴するが実際には疎んじられる国では。前例が無いことに対して非常な恐怖感を持ってしまう日本においてはこのような医者はいるのだろうか?病院から包帯などを無断で持ち出すシーンがあったが、これを犯罪であると一言で片付けてしまう法律人間ではあまりにも寂しい。自分だけは絶対に法律を順守した生活をしてると断言できる人間以外は。いつの時代にも必ず待望論として存在する。マニュアル人間でなく、そこに個人のセンスや味を醸し出す人材を。
【ひろ】さん 10点(2003-02-12 03:43:24)
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