| 作品情報
レビュー情報
映画にリアリティを追求する人には薦められません。あんな困難な事が円滑に進められていくし、確かに自分の子供さえ助かれば周りには迷惑かけてもいいという風にとられても仕方のない事だろう。しかし、逆説的に言えば、自分の眼前に死という究極的な現象が存在するとき自己を保ち、自己以外の他者に視点を向けられる、その勇気とも呼べる行為、それを我々は讃えるべきであるし、多くの者がそうするであろう。自分の幸せ・・それは他者との関係において自己を空間的、客観的にとらえることからはじまるのではないか。
【たな】さん 10点(2002-09-04 01:47:35)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |