| 作品情報
レビュー情報
今日7月20日はブルースの命日です。30年前「燃えよドラゴン」を観た衝撃は凄まじく、多くの方々と同じようにその瞬間からずっとブルースの影響を受け続けています。その心情は各作品のレビューに書かせて戴きました。この映画についていえば主役の俳優さんがどうしてもブルースの姿と重ならないことと、私が感動したブルースのエピソードがあまり描かれていなかったことで印象としてはブルースを慕う方々が敬愛心を持って作った作品の域を越えませんでした。ブルースは常に心の平安や自由を求め続けていたと思いますし、その表現の一つとして彼の武術ジークンドーを創造しました。その武術の意味するところは真の自由であり、こだわり、とらわれからの解放であることも伝えられています。相対する外敵と闘うのではなく内なる敵との闘いの表現ゆえ映画で見るようにブルースの人間技とは思えぬ動きや相手に与える衝撃は凄まじくかつ、美しい。それはブルースの突きや蹴りが互いの心の邪悪心を打ち砕くためのものであり、打った痛みと打たれた痛みの底には愛情や慈悲心があふれているからに他ならない・・・・・・。というようなイメージも映画に期待していました。(思い入れが強すぎてすみません)俳優として、武道家として世界に通用するスーパースターとなった最初の東洋人だった。
【天地 司】さん 6点(2003-07-20 16:17:54)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |