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追憶(1973) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 追憶(1973)
製作国
上映時間118分
劇場公開日 1974-04-13
ジャンルドラマ,ラブストーリー
レビュー情報
公開当時、高校生だった私は映画でたくさんの間接体験をしていました。行動が伴わなくても頭ではずいぶんと「生き方」「考え方」を学んでいたように思います。この映画は恋愛経験のない私にもすべてが理解、納得でき感動した(あこがれた?)記憶があります。時代は変わろうとも繰り返される男と女のひとつの形、これは誰にとっても他人事ではないのかもしれません。悲しいかなレッドフォードとバーブラだから絵になるけど現実は・・・・・・・・。恋するバーブラがどんどん可愛くなるのが印象的。あばたもえくぼといったら失礼だけど、カメラのレンズがレッドフォードの視線になっていました。バーブラの視線は一途でしたが・・・・。男と女はどうしてもずれていくものなんですね。ラストシーンの二人の眼差しがお互いの気持ちを悲しいほど物語っているようでした。抱きしめるでもなく、今、ここにいることを確かめ合うようなレッドフォードのいつくしみのしぐさに私は男の鑑を観ました。人生に無駄な物事は何一つないといいますが、年月を重ねるごとに人生そのもがすべての答えを出してくれる。今はそんな気持ちで名シーンとテーマ曲を思い出しています。しばし感涙・・・・・・。
天地 司さん 8点(2003-05-22 16:44:19)
その他情報
作品のレビュー数 103件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
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343.88%
421.94%
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61110.68%
72322.33%
81817.48%
91211.65%
101817.48%
作品の標準偏差 1.90
このレビューの偏差値 51.89
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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