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戦場のピアニスト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦場のピアニスト
製作国仏,独,英,ポーランド
上映時間148分
劇場公開日 2003-02-15
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,音楽もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
邦画「たそがれ清兵衛」の余韻が残っている頃に観たせいでしょうか、また、新作公開で思い出したロベルト・ベニーニの「ライフ・イズ・・」この二作品と設定や背景は異なっていても印象は似たものがありました。一言で言えば「自分に与えられた人生(役割)を全うする」ということでしょうか。しかも「淡々と」かつ「あるがままに」。ドイツ将校の「生死は神が決める」という言葉は意味が深いように思います。されるがままに殺された者。生きるための行動をして殺された者、生きた者。命乞いをして生き残った者、死んでしまった者。そして目前のことに流されるままに生き残った者。結果はどうあれ、あるがままの人生を受け止めた人間はだれでも生ききり、そして死にきるということでしょうか。危機に直面していても、先行きが見えない状況下でもシュピルマンの指は無意識にピアノを弾いていました。それは自分を見失わず、生死にこだわらず、ただあるがままに生きる姿の表れのように見えました。
天地 司さん 8点(2003-04-02 16:01:33)
その他情報
作品のレビュー数 499件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
010.20%
120.40%
281.60%
3132.61%
4285.61%
5326.41%
66412.83%
712324.65%
810821.64%
97515.03%
10459.02%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 52.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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