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娼婦ベロニカ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 娼婦ベロニカ
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1999-10-23
ジャンルドラマ,歴史もの,伝記もの,ロマンス
レビュー情報
夢の抱けない現実だからこそ、男達に夢を与え続けた宮廷娼婦ベロニカかあ・・・。気高く聡明で、しかし、その末路は川岸に立つ娼婦と同じなのだということをちゃんと知っている。王の相手も勤まるベロニカが本当に愛した男はただ一人だった、と。うーむ、確かに彼女は最後に救われなければならない存在だと思う。が、が!なんだかオトコにとって余りにも都合の良い娼婦像ではないか?何よりも、ベロニカの魅力・けなげさを強調するために、他の女性達の主体性がすっかり犠牲になってしまった。ベロニカは渇いた男達に愛情を注いだというけれど、それなら、「貴方の立派な妻になりたい」というのは「愛情」ではないんか?確かにきれいな映画だった。でも、得手勝手な「おとぎ話」という感は否めない。
ぶんばぐんさん 6点(2001-07-09 16:23:06)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 37件
作品の平均点 6.84点
作品の点数分布
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100.00%
225.41%
300.00%
412.70%
5513.51%
61027.03%
7410.81%
8821.62%
925.41%
10513.51%
作品の標準偏差 2.01
このレビューの偏差値 47.92
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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