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インディアンとして育った白人の男が、インディアンとして白人と闘うという「ラスト・オブ・モヒカン」とは対照的な、弱虫であるがゆえに命を長らえてきた白人男、リトル・ビッグ・マン。でも、「俺はインディアンじゃない、白人なんだ!」とスタコラ逃げたホフマンと、そんなホフマンに再会する度に、「息子よ、腹は減っていないか」と迎え入れたシャイアン族の首長は、確かに「親子」だった。西部開拓史の「英雄」でもなければ、インディアンの「伝説」でもない彼が、老人ホームで孤独に朽ちて行く最期が悲しい。
【ぶんばぐん】さん 7点(2001-02-15 08:11:22)
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