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人種・宗教などの「境界」が曖昧になりつつある現代のニューヨークならではのお話。邦題はただのラブストーリー風になっちゃったけど、聖職者としての信念(Faith)と個人としての信念の間には葛藤があるわけだ。型破りなユダヤ教ラビ(スティラー)とカソリックの神父(ノートン)を中心に、脇を固める役者がしっかりしていて、登場人物がどれも魅力的。だからチョイ役のバーテンダーやカラオケ屋とのちょっとした会話も生きてくる。マドンナ役ジェナ・エルフマンは、パッと見にはもんのすごい美人というわけじゃないのに、動き出すと実にいい。ストーリーそのものはよくある三角関係のようだけど、キャラと台詞で最後まで楽しめる。
【ぶんばぐん】さん 8点(2001-06-27 16:50:25)
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