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音楽とか色彩とか、ついつい大げさなのだけれど、数年に一度の超大作としてとらえずに、ただ一本の映画として考えてみたら?好感持てる佳作だと思う。ちょいと悪趣味な独自の異世界を描いた作品だし、どれくらい前向きか別にしても、監督にベースになる教養があるのが分かる。どうしても宮崎氏は『売れ線』が嫌なのだろうが、意外にハクのデザインは平面的なウレセン。なんか嫌だなァ。そこだけ。名前に関すること、とか「働け!」ってとこは、そのまんまで苦笑?あの子供が取り替えられるところは「鳥と王様」?を思い出してニヤリ。余裕のある方は、シュタイナー哲学や、言語のフェティシズムという点から読み解くのも一興かも。。。こういう映画が普通に何本も出てくる映画界になるといいのになぁ。
【秋刀魚】さん 8点(2002-12-19 16:25:27)
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