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始めて観たのは数年前だった。20年以上たってもファンの心を離さない映画っていったいどんなものなんだろう、という好奇心から。・・・・・シビれました。今現在の、巨額の投資を使い、CGの最新技術を駆使した、どの映画にもまったくおとらない、むしろそれ以上の感動がそこにあった。まったく先入観なしに観たので、(シュワが悪役なのはさすがに知っていたが)ターミネ-ターと同じように転送されてきたカイルも悪役なのかと疑ったり、この映画の狙いどころにきっちり落ちてしまった。屈強で無機質なターミネーターと、繊細で健気なカイルの存在の対比、理由は逆でもヒロインのサラが目的という共通点。すべてにおいて考えれば考えるほどよくまとまったストーリーだと感心するばかりです。なによりハマったのがあのラストシーン。ヒロインはどんなに辛かったろうか。本当ならもっと弱音を吐いてもいいのに。でも来たるべく運命に向かっていくために。目は明日よりも遠い未来を見、しかしどこかその眼差しは寂しげに・・・ダダンダン・ダン・ダダン♪・・・ってやられましたよ。「さぁ、ここで泣けっ」ってシーンのある映画は多いですが、これはけしてそんなところはなく、しかしながら観終わった後は涙が止まりませんでした。
【くらげ】さん 10点(2002-09-09 13:15:07)
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