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時折「出ちゃう~!!」ってセリフにはさすがに大音量では聞けませんが、官能的な要素よりもドタバタコメディ的な要素の方が大きくて妙ないやらしさが無かったです。役所広司がこれでもかと言わんばかりヌードを披露するのに対し清水美砂の脱ぎっぷりの悪さには閉口しますが、キャラクタ的には彼女のアバズレっぽいイメージにぴったりだったので良しとしましょう。又、殆どセリフの無い倍賞美津子の存在感も中々でした。そもそもこの”水”は清水美砂の体内から放出または流出されるにも関らず、どこかクリアなイメージがあって、それが作品全体をカラッとしたのもにさせているのではないでしょうか?クローネンバーグとかなら糸ひいてたり、変な色が着色されてたりと絶対120%グロで演出するような題材ですよ。それを今村監督は「ぱっぱら~」って能天気なBGMと共に間歇泉の如き”水”を放出させてくれます。
【さかQ】さん 7点(2003-04-23 16:00:18)
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